長く働きやすい環境がある会社です
治験コーディネーター
2018年新卒入社
大阪支店 T.F
学生時代に学んでいたことについて教えて下さい。
私は大学時代、遺伝子工学について学んでおり、医療や薬剤についての知識がない状態で入社しました。入社後は疾患や薬剤について勉強することが多く大変でしたが、社内研修(導入研修・継続研修)がとても充実しており、先輩社員や医療機関の先生方からも学べる環境があったため、医療系の資格がなくても入社後に勉強することで遅くないと私は感じました。
当社を志望した理由について教えてください。
就職活動の際に、友人が臨床開発モニター(CRA)を志望しており、そこから治験業界について知りました。また、学生時代から医療機関で働くことに憧れがあり、直接患者さんと関わることができるCRCを志望いたしました。SMO業界でも医療システム研究所への入社を志望した理由は、『チーム制』の勤務に興味があったからです。実際に働いてからも、一つの医療機関を数名のCRCが担当しているため、業務で悩むことがあれば気軽に相談することができ、また体調が悪い時や他の担当医療機関の業務が立て込んでいる際に担当者間で業務の調節ができることはとても強味に感じます。
入社前と入社後のギャップについて教えて下さい。
入社前、CRC業務は患者さんの対応がメインだと思っていましたが、実際は患者さんの対応をしている時間よりも事務業務の方が多いです。患者さんの来院対応後の治験データの入力、試験の開始前後に発生する資料の作成、また国際共同試験では英語の資料を提供されることもあり、翻訳をしてから資料を確認することもあります。
私自身、事務業務など資料に向き合い続けるのが苦手なため、患者さんや医療機関スタッフとコミュニケーションを取りながら業務を行うことが息抜きになっています。
入社されてからこれまでに印象に残っている
エピソードがあれば教えて下さい。
同じ薬剤の成人試験では順調に組み入れが進んでも、小児試験では保護者の方から子供を治験に参加させることについて消極的なご意見をいただくこともあり、組み入れが難航することがあります。その時に、CRCから担当医師に組み入れに関する提案をし、採用いただけたことがありました。その結果、保護者の方にもよく説明を聞いていただくことができ、お子様の治験参加に結び付けることができました。その時はとても嬉しく、自信にも繋がりました。
社内の雰囲気について教えてください。
仕事のオンオフをしっかり切り替えて働いている方が多いように感じます。フルフレックス制度を活用して、患者さんの来院時間に合わせて出勤時間を遅くするなど勤務時間を調整している方が多いです。また、「チーム制」であることから担当者間で休暇の日程調整がしやすく、産休や男性も含め育休を取得する方も多いので長く働きやすい環境だと感じています。
また、医療機関に直行直帰の場合も多いですが、帰社した際は先輩後輩関係なく、雑談も含め相談をしていることが多いので、社内に人が多い時はとても活気に溢れています。
仕事のやりがいを感じたエピソードを教えてください。
患者さんと実際にやり取りをして、治験薬の効果について直接聞けることはやりがいにつながります。通常の治療では効果不十分だった患者さんが治験に参加され、治験参加後に大きく症状が緩和されQOL(生活の質)が向上したと患者さんから直接お話を聞けた時には自分の事のように嬉しく感じました。
また、自分が担当した薬剤が無事に厚生労働省に承認され、患者さんの治療の選択肢になっていると思うと、日々の業務が形になっていると実感が得られ、とてもやりがいを感じます。
今後の目標について教えてください
今後は新規医療機関の立ち上げについても問題なく対応できるようになりたいと考えております。また、引き続き疾患についての知識を深めるなどCRCとしてのスキルアップを目指し、日本臨床薬理学会の認定CRCの資格取得を目標としています。
ある日のスケジュール